リフィル処方箋

以下の項目に該当される方はご相談ください!

  • 日中で診察を受けに行く時間がない
  • 仕事や家事が忙しく、なかなか受診ができていない
  • 症状が安定してきたので処方期間を長くして欲しい
  • リフィル処方箋に興味がある

当院ではリフィル処方箋を発行しても問題ないと判断された方を対象にリフィル処方箋を実施します。上記のような項目に該当される方はいつでもお気軽にご相談ください。

リフィル処方箋について

リフィル処方箋制は諸外国(アメリカやカナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなど)ではもう既に実施されていましたが、この日本においてもリフィル処方箋が2022年4月から開始となります。

今までの診療体制では、医師の診察を受けてからでないと、調剤薬局でお薬を受け取ることができませんでしたが、このリフィル処方箋では、主治医が定めた期間内であれば、医師の診察を受けなくても繰り返し処方箋を活用することが可能となります。

要は、『医師の診察を受けなくても、調剤薬局でお薬を受け取ることが可能』ということです。そのため、クリニックに受診する機会が減るため、経済的な負担軽減に繋がります。

リフィル処方箋の対象となる方

ご自身の症状が安定していて、主治医がリフィル処方箋でも問題がないと判断した方が対象となります。ただし、睡眠薬などの一部のお薬はリフィル処方箋では発行することができません。ご自身がリフィル処方箋の対象となるかどうかについては一度主治医に相談をしてください。

リフィル処方箋のメリット・デメリット

メリット

診察費や処方料金が軽減するため、結果として経済的負担が軽くなる
来院時の滞在時間がかからず、時間の節約となる

デメリット

同じ処方しか受けることができず、症状の変化がみられた際は対応できない
受診回数が減ることで病状が気が付かない内に進行している場合もある

注意事項

リフィル処方箋はどこの医療機関でも対応可能ですが、リフィル処方箋を発行してくれるのかについては、医療機関それぞれで判断が異なります。かかりつけの医療機関がリフィル処方箋を発行しない可能性もありますので、一度主治医と確認をしてください。

当院のリフィル処方箋の対応について

地域の医療機関との連携体制

当院では『地域の医療機関と連携して、福岡にお住いの皆様の“健康に貢献する”』ことを診療理念に掲げています。そのため、総合病院をはじめ、他科目のクリニックや調剤薬局と連携体制を強化しています。

病院・クリニック・調剤薬局の垣根を超えて、皆様の健康をサポートしていける環境が整っておりますので、ご安心してご相談くださいませ。

1か月処方で安心できる体制を完備

リフィル処方箋を発行する際は全て1か月で処方していきます。そのため、毎月調剤薬局の薬剤師さんと対面で相談できる環境が整います。

調剤薬局へ来院した際に診察・検査が必要と思われる場合には、直ぐに精密検査を実施します。当院では、内視鏡検査血液検査超音波検査(エコー検査)レントゲン撮影心電図検査など、幅広い検査を行っています。

困ったことはオンライン診療でご相談を

ご自身の健康面で不安に思われる症状などがみられましたら、オンライン診療で診察を行います。オンライン診療では来院して頂く必要がなく、ご自宅や職場からでも診察を受けることができます。

精密検査が必要と判断した際は、その場で検査予約を取得致します。オンライン診療の詳細についてはおって掲載予定です。

お問い合わせ

2022年4月の診療報酬改訂の中で「リフィル処方箋」について記載が追加されました。これから開始となる新しい取り組みになるため「分からないこと」「相談したいこと」など、様々あるかと思います。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

監修:うちだ内視鏡・内科クリニック 院長 内田耕栄